とくに年金などの社会保障制度に大きくかかわってくるために、国も黙ってはいられずに、あの手この手の「子育て支援」策、『信州大学の赤川学助教授(社会学)は、「子育て支援は子供を持つ夫婦の負担軽減につながるが、それによって未婚の人が結婚したり、子供がいない人が出産を選択する効果をもつとは言いがたい」と、少子化対策の難しさを指摘している。(産経新聞)』
たとえば、こんなことを考えてみます。
●A子さんの場合。夫の収入だけでは生活が苦しいけれど、専業主婦のほうが気持ちをすべて家族に向けられるので、あえて仕事をせずに節約生活、すくなくとも子どもが学校に上がるまでは仕事をしないと決めている。
●B子さんの場合。どうしてもやりたい仕事がある。それとおなじくらいの情熱で、家族のことも大切にしたい。仕事も家族も、生きがいそのもの。
●C子さんの場合。彼も私も、いわゆるニートだし、こんな生活してるのに、愛し合ってはいけないのかもしれないが、でも好きだって気持ちは抑えられないし、2人で居ると幸せな気分にもなれるし…。
●D子さんの場合。うちは中流家庭です。お金持ちじゃないけど、そんなに贅沢しなければ、夫の給料だけでフツーに生活していけます。夫婦仲も問題なし。結婚して子どもを産んで育てて、ほんとに心からシアワセだなぁ、って思う毎日です。
↑こういう人たちは、きっと誰になにを言われなくても子どもをしぜんに産むのじゃないのかな!? 子どもは授かりもの、きつく拒否する必要がない、結婚生活の流れで、妊娠したら、出産するだけよ。あとは野となれ山となれぇ〜♪ という雰囲気を感じますよね。
ところで私のおばあちゃんが、むかし言っていたのは、日本が戦争に負けてしまって、あんまり口惜しいものだから、子どもをたくさん産んで育てて大きくして、ぜったいにアメリカをやっつけるんだって…(笑)「いま思えば馬鹿らしいわね」と言っていたけど、ここには子どもを産み育てるハッキリとした理由がありますよね。それから私の親には、立身出世の夢があったみたいです。子どもを職業的に立派な人にする、という明確な理由があって、そのための子育てです、チカラが入りますよね、1人目、2人目、男か女か、あぁ、もう2、3人産んでおかなくっちゃ、みたいなね(笑)おばあちゃんも私の親も、子どもを産み育てる理由がハッキリしているんです。そのことが、自分にどうかかわってくるのか、という切実な繋がりがあったように思うんですけど、私はといえば、現在子どもが2人いますが、もう十分です(笑)正直言って、夫や子どものために時間を割いたり、思い悩んだりするよりも、私自身のために時間と心を有効活用したいですね。子どもに老後を云々とか、この子をどうしても出世させる!とか思わないです。子どもは、子どものペースで、幸せになっていけたらいいなぁ、と。ナンバーワンより、オンリーワンを目指して欲しいです。そのためにも私は私として生きていなければならないと、そう思います。だってけっきょくは子どもは親の背中から、多くのことを学んでいくのだろうと思うから。「私」にも時間を割いて、心を向けて、、、、、というのは屁理屈で、ほんとうは、やっぱり、愛、なんじゃないかなぁ?
夫を愛してやまない妻は、どんな悪条件でも子どもを産むのじゃないかしら? そういう私だって夫と出逢った頃は、もう何人でも産んでみせるわ! とか思っていたものでした。でも今は、もう十分、私自身のために、時間と心を使いたい、と思うようになってしまいました。「愛の結晶」などと言うけれど、あれは本当じゃない? 少子化問題は、なかなかに、奥が深い、問いかけなのかも…。
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